いずみ歯科クリニックの出水です。
よく、お母様が当クリニックの患者様という方に、お子様の歯科矯正についての質問をされることがあります。
この時、よくお母様から出るセリフが、
「歯科矯正はある程度、永久歯がはえそろってからの方がよいのですよね?」
「12歳ぐらいが、ベストタイミングですか?」
「小さい頃にやっても、意味がないと聞きましたけど」
などなど、世の中では私が想像する以上に、いろいろな噂や情報が飛び交っているようです。
実は、単刀直入に申しますと、これは人それぞれでケースバイケースなので、「いつが矯正のタイミングか」という一般的な答えはないのです。
まず最初に、精神的な部分があります。
結構我慢強いお子様ですと、3歳ぐらいでもしっかり我慢できるお子様もいますので、その段階で状況的に必要であり効果が期待できれば、矯正という可能性もあります。
しかし多くのお子様がこの時期は少々しんどいです。
状況的に必要であっても、時期をみることもあります。
また、精神的な部分は問題がなくても、今矯正をする必要がない場合もあります。
そのときは時期を待ちます。
その逆もあります。
できれば早めに歯科矯正をして、今のうちに歯列を治しておいた方がよい場合です。
このようなケースでは、なるべく早めに矯正を始めたほうがよいとおすすめします。